リバネスの100%子会社化完了とそれに伴う研究開発戦略支援強化
株式会社NEST iPLAB(代表取締役:高橋宏之)は、このたび株式会社リバネス(代表取締役 グループCEO:丸幸弘、本社:東京都新宿区)による発行株式の100%取得を受け、リバネスの100%子会社となったことをお知らせします。また、それに伴い社名を「株式会社NEST RdLAB(ネスト アールディラボ)」へと変更し、知財戦略も含む研究開発戦略支援を研究開発型のベンチャーや事業会社に対して提供してまいります。
NEST iPLABは2019年にリバネスと特許業務法人iPLAB Startups(現・One ip弁理士法人)の合弁会社として設立されました。設立以来、東南アジアならびに国内のスタートアップ、アカデミアの研究者の研究成果を社会実装していく上で必要な知財戦略支援を中心に活動してきました。
リバネス、子会社のNEST iPLABと連携して東南アジアのスタートアップ向け知財戦略を強化
リバネスでは、単一の技術では解決することが困難な未解決の地球規模の課題(ディープイシュー)を、科学技術の集合体(ディープテック)によって解決していくための取り組みとして、2014年から「TECH PLANTER」を推進しています。ディープテックベンチャーが課題解決に向けた技術の社会実装を実現するためには、新規性や進歩性といった知財戦略の視点に加え、仮説・検証・考察のサイクルを回しながらラボレベルから現場レベルへとステップアップする研究開発の視点が重要となります。しかし、TECH PLANTERを実施する中で、ベンチャーの技術や目指す方向性等を理解し、研究開発戦略と知財戦略の両方の観点をもって支援する専門家が不足していることが見えてきました。
そこで、このたび、 NEST RdLABの100%子会社化及び社名変更により、知財戦略を内包した研究開発戦略支援を行う組織へと転換を図り、研究開発戦略と知財戦略の両面を担える専門家不足の解消を目指します。
さらに、NEST RdLABはリバネスから同社がこれまでに構築してきたラボ運営の仕組みやノウハウの移管を受け、研究開発のサポート役としての機能強化も図ります。
リバネスグループでは、より効果的に研究開発と知財戦略を橋渡しすることで、科学技術の集合体を形成し、地球規模の課題解決を加速してまいります。
■株式会社NEST RdLABの概要
商号:株式会社NEST RdLAB
代表者:高橋宏之(株式会社リバネス 執行役員)
所在地:東京都新宿区下宮比町1-4飯田橋御幸ビル
ウェブサイト:https://rd.lne.st